汗ってなんだろう

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多汗症で問題になる汗。そもそも汗とは何なのでしょうか。汗の役割、汗が出るメカニズムについては、皆様意外と知らないことも多いと思います。実は汗というのは、ただの水ではなく、体温調節を行なうために分泌されているものです。

基礎知識を知る

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どんな症状か

多汗症というのは、その名の通り汗を沢山かいてしまう病気です。それだけなら、単なる汗っかきなのではないかと思われるかもしれませんが、多汗症の汗の量は、普通に暮らしている人と比べると大変多いものです。通常なら、激しい運動をしたり、暑い場所にいる時に汗を沢山かきますが、多汗症の方は、そこまで暑くない場所でも汗をかいてしまうのです。

原因を知る

多汗症の原因については様々なものが考えられます。特に多いのがストレスによるものです。汗をかくのをコントロールしているのは交感神経という神経ですが、この神経は、緊張、不安、不快感などのストレスに関連している神経です。ストレスに対しての耐性が低い方は、常にこの交感神経が活発に動いていて、結果として汗を分泌する汗腺が活発に動き出して、汗を常に沢山かいてしまいます。また、多汗症の原因としてはホルモンバランスが崩れているとか、遺伝性のもの、生活習慣、他の疾患が大きく影響していると言われており、特に最近増えているのが、ホルモンバランスが関連した多汗症で、こちらは女性が多く悩まれているようです。女性は妊娠、出産、閉経を経て体内のホルモンバランスが大きく変化していきます。ホルモンバランスが崩れると、交感神経も同時にホルモンでコントロールされているので、こちらの機能が崩れてしまい、多汗症を発症してしまうのです。

多汗症とワキガ

多汗症とワキガは関係があるのでしょうか。私達は沢山汗をかいた後、汗臭い、という表現をしたりします。ツンと鼻につく不快な臭いですが、ワキガの人は特にこの臭いが強く、しかも洗っても洗っても臭いが出るということで大変悩まれるようです。実は、多汗症とワキガというのは共通しているようで違うようです。汗というのは本来無臭だからです。汗臭くなるとか、ワキガというのは、もっと別の問題があるようです。

色々な多汗症

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多汗症は、大きく分けると全身性多汗症と、局所性多汗症の2つに分けられます。全身性は文字の通り、全身に発生する多汗症。一方、局所性多汗症は体のごく一部分だけに多汗症の症状が現れるものです。

多汗症の治療

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多汗症は治療ができないものではありません。多汗症の治療においては薬物療法、外科的療法が多く用いられます。一部では精神面の治療が有効とみる向きもあるようですが、多汗症は心理療法が効きづらい物というのが通説となっています。

多汗症の悩み

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多汗症になると、いったいどんな悩みがあるのでしょうか。また、周囲の人はどう対処してあげたら良いのでしょうか。多汗症は一般的には体質によるものが大きく影響していて、自分で意識して汗を止めようとしても、無理なものです。