色々な多汗症

手の平と足の裏

女性

手に汗握るという慣用句がある通り、私達は緊張したり、追いつめられた時に我知らず、手に汗をかきます。人間をはじめとする動物が手の平に汗をかくのは、汗が適度にすべり止めの役割を果たして、物をつかみやすくしたり、体を固定するのに役立って居ると言われていますが、多汗症の場合の汗のかきかたは、やはり尋常ではないようです。手の平の多汗症のことを手掌多汗症と言います。発汗量の測定で症状の程度を測ることもあるようで、一般的な診断のガイドラインでは、2mg/平方cm/分以上の発汗は、重症の多汗症。そうでない場合は軽症と分類をしているようです。足の裏の多汗症は多汗症と呼ばれており、他の部分と比べて他人から直接汗を見られることはありませんが、常に靴を履いて生活していると、汗を拭くことが出来ず、臭いの原因、もしくは常時湿っているので水虫の原因になったりするなど、悩みの多いものです。また、足の臭いの原因になることもあり、居酒屋などで靴を脱ぐのが苦痛になるようです。

脇の下

脇の下の多汗症のことは腋窩多汗症といいます。いわゆる脇汗の多汗症です。脇の下の汗というと、直ぐに思い浮かぶのがワキガとの関連ですが、厳密には異なります。しかし脇の下の汗腺からは比較的匂いの強い汗が分泌されることが多く、本人の体臭として周囲、もしくは本人に不快感を与えてしまいます。腋窩多汗症の場合、もっとも気になるのが服の汗染み、特に脇の下の染みが目立ついます。腕を軽く上げた時、見ただけで分かるほど湿っている事も多いようです。また、汗というのは服などに付着して乾燥すると、更に臭いが強くなります。腋窩多汗症では分泌部位の関係もあって、臭いが更に強くなる傾向にあります。

頭部の多汗症

頭部の多汗症は、他の多感性と比べて人から見て分かりやすいものです。常時顔を隠していられる人というのは少ないので特に目立つようです。元々頭部は体温上昇や緊張などで発刊しやすい部位なのですが、多汗症になると、文字通り滝のような汗を真夏でも無いのに書いてしまうため、これも生活上の不快感となります。他人から見られやすいということで、本人も気にしやすく、それがまた多汗症を悪化させる原因になる場合もあります。